日々ぬ。

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フードFIGHT☆わんこピザNIGHT その1

先日、
「モスクワカヌさんで実現したい企画があります!ぜひ!」的なオファーがありました。
某国営企業の重鎮で、いつもお洒落なデキる男S氏と、ご存じプロMの丸尾氏から。
すわ、ついに私にも名指しで企画がっ!

ええ、持ち込まれました。

フードファイトを。
プロM所属の女優・横澤有紀ちゃんと、私で、わんこそばならぬ、わんこPIZZA.

えーとえーとえーと。

おかしい。

そもそも、ピザは3月公演頑張ったご褒美として「腹いっぱい食わせてやる!」という話だったはず。
それがいつの間にかイベント化。
共通の知人に立会人として招待状までだされていることをネットで発見する始末。
はてはユースト中継案まで。誰が見るのか謎すぎる。
わんこPIZZAって、単語がそもそも、ないよね?
ていうか私も有紀ちゃんも、フードファイターじゃないし!

なんていうか・・・・自分自身がどんどんジャンル不明の存在になっていくようで、PIZZAをこころゆくまで食べられるお誘いは嬉しいけれど、ちょっと複雑・・・・・。
久々に自分をざっくり、印象的な出来事を主に振り返ってみた。

子供の頃はロシアでメイド運転手つきの暮らしを謳歌し、
万里の長城で迷ったりベルリンでホールドアップされたりカプリで海に落ちて死にかけたりしながら帰国し、
中学受験後エスカレーターで某お嬢様私立大を卒業し、
宝塚歌劇団演出部を目指しながら何故か小劇場界隈に迷い込み、
演出助手として稽古場でネタと水でといたインスタントコーヒーを提供し、
劇作演出デビューをするものの、某国営企業の重役から持ち込まれた企画はフードファイト。
交通事故2回、通り魔2回、クーデター2回に遭遇したけどわりと無傷のアラサー。

うん。ジャンルがこい。

やっぱり過去なんてふりかえるもんじゃないですね。
大事なのは今!この瞬間(とき)!ジャストナウ!

ということで、わんこピザNIGHTの夜がやってきました。

そう、今回のファイトにあたって、私は一つ決めておりました。
それは、無理しない、ということ。
フードファイトと銘打たれているとはいえ、食事が楽しくなくなるようなこと、無理して詰め込んだり、吐いたりとかは絶対したくない。
目標は20枚だけど、数にはこだわらず、最後まで美味しくいただいて、美味しく食べれなくなりそうだったら潔くよそう。
そんな決意です。

食べることが、本当に好きなんですよ。
ご飯一杯でも、今回のようなご馳走でも、食する、という喜びに貴賎はありません。
自分の体のなかの空白が、食物、という具体で埋められるリアルな実感。存在感のある食べ物、匂いが強かったり味が濃かったり、が好きなのも、その実感をより強くえられるからかもしれません。

いつだって、食事は美味しく楽しく大量に食べたいと思います。

そんな決意を胸に、渋谷ハチ公前で丸尾氏と有紀ちゃん、立会人の一人・プロM劇団員、小山君と合流し、ハチ公前で選手宣誓をしたあと、道玄坂の上のほうにある決戦の舞台「Ue CONA」へ向かいます。
今回の企画のプロデューサーであるS氏がお勧めのお店です。

uecona.png

ちなみに、この日の私の服装はワンピースです。
お洒落ではありません。

腹をさえぎるものをなくすためのチョイスです。

なんだかんだと気合いをいれて挑んだ「フードFIGHT☆わんこピザNIGHT」
バトル詳細はまて、次号!!


| 日々の、ぬ。 | 10:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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時間堂「ローザ」WIP感想。

先日、時間堂「ローザ」のワークインプログレスに行きました。
ワークインプログレス、勝手に略してWIP。とても簡単に言えば、稽古の段階にある芝居を見学することです。私が参加した日はちょうど通しがあり、まだ初日まで間のあるなか、完成とまではいかなくとも、「ローザ」という芝居のかなりの全貌を見せて頂きました。

時間堂は、私がお世話になっている黒澤世莉さんという方が主宰をされている劇団で、私のユニットのアフタートークに来ていただいたり、twitterで私の行動やBLOGに鋭い突っ込みをもらったりしております。
私が時間堂の公演を見始めてから2年ほどになりますが、時間堂とその公演とは、私のなかでは白木の無垢材で出来た、両手におさまる器というイメイジがあります。
毎公演、派手ではなくとも実質のある、真面目に丁寧につくられた手触りの芝居をうたれていて、何よりそういう芝居を安定供給されているのがすごい。

「ローザ」ローザ・ルクセンブルグ。花が好きで、動物が好きで、友人を大事にし、労働者の権利と全ての人類の幸福を求めて革命を夢見たあげくに、祖国の敵としてリンチで殺されてしまった女性。名前だけは知っていても、彼女の思想であるとか人となり、その人生については、私はなんの知識もありません。
たぶん、日本ではそんなメジャーな、いわゆる偉人ではない人なのだと思います。
彼女と、彼女の同士であった、友人であった、生徒であった、敵になった、人々の物語。
だけどそこで描かれているのは、第一次大戦前後のドイツの社会状況や政治の話ではなく、運動家たちの仲間割れや挫折の歴史でもなく、一女性のBADENDで終わる一代記でもなく・・・・・。
なんでしょう。
史実だけなら、BADEND。
事実だけだと、やりきれない。
だけどそれが芝居になって立ち上がるとき、私には、誰の心にも覚えのある哀しみ、理想や美しいものに焦がれて追いかけても、それに相応しくない自分に傷つき、美しかったはずの自分の人生に失望し疲れ切っていく人間達が見えました。そして、そんな風に傷ついたり疲れたりすることも、もはや永遠にない死んでしまったローザも。

要するに、人が見えるのかなと思います。
時代も国も越えて、物語を通して出なければ出会えない人が。

シリアスなテーマに思えるかもしれませんが、演劇ならではの遊びもたくさん仕掛けられていて、楽しい。
ネタばれになるので詳しくは書けませんが・・・・・

私が見たものはあくまで稽古段階のもので、芝居の完成度でいえば余白や伸びしろもまだまだある状態でしたが、観たあと、美しく切ないものが胸を通り過ぎた感触がしました。この舞台に流れている水脈は、観客をよいところへつれてってくれる流れだと思います。
本番はどこへ、どこまで連れてってくれるのか、楽しみな舞台です。

あと個人的に、今回のWIPに参加してよかったこと、それは・・・・
去年の12月にアフタートーク出て頂いた世莉さんに、アフタートーク御礼をようやっと渡せたこと・・・。
あしかけ、ほぼ、半年ごし。すみません。
そして渡せたはいいけれど、目の前で財布から封筒に謝礼を移してすみません。
「封筒の意味ないじゃんっ。」て、正しい突っ込みです。「ですよね。」と100%で思いました。でも移す手がとまりませんでした。脳からの指令が手足の末端に届くのに、多大な時間を要します。すみません。
これからも、よろしくお願いします。

時間堂「ローザ」公演情報はこちらから。





| 芝居の、ぬ。 | 00:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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昨夜、野外でBAITOだったんだけど。

昨日、言わずとしれた雨の夜。私は野外にいました。
野外といってもあれです。芝居とかLIVEではなく、BAITOで。
でも雨風吹きすさぶ夜の戸外で、屋根なし壁なしの就労環境は限りなく、「生きろ」的な意味でLIVEに近かったです。

いや、私もね、天気悪いのわかってましたから、一応装備は整えていったわけです。
太平洋側は大雨の恐れアリ、という予報情報を仕入れて、雨風という自然の脅威に立ち向かうべく、ささやかな人類の英知を結集させて挑んだわけです。
傘にレインブーツ、鞄もビニール製のものを朝から用意して、コンビニで購入した1着500円という馬鹿にならない金額のレインコートまで着こんで、いざ、出陣したわけです。
なんでしょう?勝てはしなくとも、負ける気はないみたいな。
始まる前は、わりといい勝負できる気がしてた。
終わるころには、「なかなかやるな・・・・。」「ふっ、お前こそ。」的な、胸の熱くなる展開を予想してた。
敵とかいて、とも、と呼ぶ。そんな間柄に、私と嵐、なれるかもしれないって若干思ってた。

もうねー完敗。
長淵の名曲「乾杯」のサビ以上のカンパイ感。泣ける。

レインコートとか、ブーツとか、存在意義、アイデンティティがゲシュタルト崩壊。
自分探しにいっちゃうレベル。
雨、ふせげてないから。下着まで濡れたから。
レインコート、フリーサイズと書いてあるけれど、明らかに大きいし。袖とか、指がでない。フード、頭どころか視界まで覆って動きにくい。私のフリー、奪ってる。
なのに肝心の前ボタンはいつの間にか下が全部はだけて、この天気のなか、一番死守したい部分(衣服)が、雨風フリー。もはや、顔パス。まったく歓迎してないのに常連レベル。
ロングスカートが濡れるわ透けるわで、誰のためでもなく得でもないセクシー状態が発動。
ああ・・・・私の人生において滅多に発生しないステータス:セクシーが・・・・・・。
無駄セクシー。

さらに、バイトの後は終電ぎりのためいつも走るのですが、雨の日は走りながらレインコートを脱ぐという、私的には決死のアクションシーンが加わります。
右手には鞄、左手には傘。口には雨具用の袋を加えて、レインコートを脱ぎながら終電をとらえるべくひた走る!
気分はもうよくあるアニメの転校生!
私、今運命の誰かに出会ってもイイと思う!

まあ、誰に出会うこともなく、終電だけはしっかりとらえたのですが。

ああ、黄金週間。ゴールデンウィーク。GW.
G=がんばれ。
W=わたし。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
おー。


| 日々の、ぬ。 | 10:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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友人から男の子、現る!!

昨日、妊娠中だった友人から、目出度く赤ちゃん誕生!
男の子だそうです。

彼女はモスクワ日本人学校の同級生で、初めて会ったのは、確か10歳の頃。
よく互いの家に泊まりあい、夜更けまで、日本から船便でおくられる「なかよし」や「りぼん」を読みふけったものでした・・・・・・。
あれ、毎号定期的に届かないの。いつも間の号が抜けてるの。
ストーリー、飛ぶの、飛んじゃってるの。知らぬ間に連載打ち切られたりしてるの。
なぜか「小学4年生」とか「小学5年生」とかだけは、毎月ちゃんと届いてたなあ・・・・。遅れてたけど。海外でも定期購読受付してたのかしら?
祖父母に録画を頼んでは、船便でビデオを送ってもらっていた「セーラームーン」と「パプワ君」が、たまに話数が飛んでいたり録画失敗して画像が乱れていたりで泣いたあの頃・・・・・。
「りぼん」と「なかよし」を、月ごとに読めず歯がみしたあの頃・・・・・・。

15年以上前の話です。

で、
私はですねー小姑という立場にあこがれていてですねー早く妹が結婚してくれないかと目論んでいるのですがー
もう今から私、昨日生まれた彼の、友人の子供の、「たまに会う知り合いのおばちゃん」になる気マンマンなわけです。
たまに会ってお菓子とかあげて懐かれる的な。
なんなら彼が思春期を迎えた時に、ちょっと私に憧れたりしてくれても全然オーケー的な。
「おばさん!」「こらっ!お姉さんでしょ!」的なやりとりに・・・・・
憧れてるんです!!

なんとなれば、私の人生において、一番縁がないのがこの、男の子、という生き物。
本当にもう、ない、接点。ていうか、痕跡。気配はおろか残り香さえも、ない。
そんな未知なる生命体、男の子が、友人のもとにやってきた。

もうね、私、宣言する。
彼のことを・・・・・・・・愛でるね。きっと。
ジャニーズに対するジャニファンのごとく。
猫に対するネコスキーのごとく。
AKBに対する大きなお友達のごとく。
ペロペロとか、してもいい!!私は!!(相手は迷惑なのでしませんが。)

ふざけたテンションですが、じんわり嬉しいです。友人も、ほっとしているだろうし。
今度会いにいくので、対面が楽しみ。
おめでとう!!アイリンカ

| 日々の、ぬ。 | 01:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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3月公演反省会。

この前、駅で目があった人に「ごめんなさい」っていわれました。
別に目から何かをだしていたわけではありません。モスクワカヌです。
桜が咲いて、また散って、すっかり4月も終わりの今更に、演出助手で参加した3月公演「立入禁止区域のラーメン屋」の個人的反省会です。

そう。私、なにを隠そうあしかけ4年ほど、オフィスプロジェクトMの公演で演出助手をしております。
その他の劇団の公演でも、助手として参加したことがあります。
しかし、おかしなことにいっこうに有能になる気配がないのです。

思えば、20代前半のころは希望がありました。
舞台に関わり始めのころは、
「今は色々経験不足だけどっ、現場を重ねていけば有能になれるはずっ!エースを狙え(漫画)の宗方コーチも言ってるわ!高くとぶためにはまず低くかがむのよっ!」
的な、こう、自分をいつか大空に翼ひろげる白鳥になれるはずのアヒルの子、と思いこむだけのあれが。なんだ、若さが。

しかしあれから数年・・・・・・。
アラサーになってふと気づく。
私・・・跳躍してなくね?かがみっぱなしで、心のハムストリングスが限界に近くない?
白鳥どころか、白紙のまま年だけくってない?

サバがいつかブリになると信じていたあの頃・・・・
もみじおろしは紅葉の木の枝をすりおろしたものだと思っていたあの頃・・・・・
インスタントコーヒーを水で溶いたものを
「コーヒーです!」
と演出家に飲ませて吹かせたりしていたあの頃と・・・・・
私・・・・・変われたのだろうか・・・・・・・?

千秋楽を終えてほぼ一月。今頃そんな疑問にキャッチャー・イン・ザ・ライされた今日この頃。
私・・・・振り返ってみることにした!
普段過去のこととか、ほとんど覚えてないけれど。
昨日の夕飯どころか、3秒前の自分が何をしたかったのか思い出すのが3日後な私だけれど、振り返ってみた、3月公演。
そう、今の私には稽古中にひそかにつけていた日誌という強い味方がいるのだ!
さっそくよみかえしてみよう!


某月某日。
舞台監督さんに、「掃除機の下をあけて」と言われて掃除機を持ち上げる。確かに掃除機下の空間はあいたが、そこには何の意味もなかったらしい。後から考察したところ、舞台監督さんの言わんとしたことは以下である。()内は言葉として省略されたが、前後の文脈と状況から察すべきであった事柄である。
「(この道具箱を置くスペースがほしいので)掃除機の下を(掃除機移動させてそのスペースを)あけて。」
・・・・・・・・・・・・・・・。
舞台監督さんが、私が持ち上げて、そしておろした掃除機を移動させていた。

某月某日。
「エアコンをつけて。」と言われたのでつけた。暖房だった。皆が求めていたのは冷房だった。
舞台監督さんがつけなおしていた。

某月某日。
舞台監督さんと、朝9時から劇場に黒幕を吊る。
後日、その日吊った黒幕は全て、とっぱらわれた。
舞台監督さんが外してくれていた。

某月某日。
舞台にでてくるラーメン屋の屋台をつくるお仕事。赤地に白抜きで一文字ずつ、「ラ」「ー」「メ」「ン」と書かれたのれんをつけていく簡単なお仕事。
布を木にうちつける道具、ガンタッカーを片手に張り切る私。
結果。
Image493.jpg

・・・・・・・・・・・・・・・「メ」は犠牲になったのだ・・・・・・・。

メ「解せぬ。」

Image491.jpg

やり直す、舞台監督さんの手。↑↑。

おかしい・・・・・おかしいぞ・・・・・・・。
3月公演における私のポジションはあくまで「演出助手」であったはず・・・・・・。

演出助手っ・・・それはっ・・・・演出家の助手っ・・・・・助手とはつまりっ、つまりっ、助ける手、と書いて助手っ・・・・・!!助ける・・・・っ・・・・手っ・・・・・!!それが私っ!!私のはずっ!!
それなのにこの記録だと・・・・・私・・・・・私のポジショニングがっ・・・!
「舞台監督いじめ」でしかないっ・・・・!
私が手をだした部分のほとんど全てを、あとから舞台監督さんがやり直しているという衝撃の事実発覚。
奇跡のアンビリーバボー。
アハ体験。

私の心に膝があったら、きっと折れてたこの瞬間。
ちょっとかがんでみた。

orz

そんな私に反比例するかのごとく、舞台監督の上條さんの優秀だったことよ・・・・・・。
こんな私に一度も声を荒げなかった上條さん、好きです。
でもきっと上條さんは私のことを嫌いです(泣)

うん。
あれだ。どうやら私には翼がないらしいよ、ママン。
ぎゃふん。

| 芝居の、ぬ。 | 10:18 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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