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モスクワカヌのハッピーヴァレンタイン2020! 配信! チョコパウ! 後編

モスクワカヌ・チョコ、Youtubeデビュー!ということで、劇団だるめしあんのお二人と待ち合わせをし、動画撮影の会場へむかいます。
合流前に、今回のチョコ「チョコ包(チョコパウ)」の材料を買いそろえた私。
意気揚々と坂本鈴さんと河南由良さんに、今年のチョコのコンセプトとレシピを説明します。

私「今年のチョコは、贈り物、箱とかリボンに包まれているプレゼントをイメージして、小籠包スタイルにしようと思ったのね」
由良さん「え? 小籠包って肉ですよね?」
私「そう。その小籠包とチョコをマリアージュさせて、プレゼント感と食べでがあり、なおかつキュートなチョコ、その名もチョコ包(チョコパウ)が、今年私がお二人に振舞うチョコです」
鈴さん「待って待って、肉にチョコまぜんの?」
私「大丈夫! 私のオリジナルな思い付きじゃなくて、世の中にはちゃんとお肉にかけるチョコソースのレシピがあるから! それを見て作るから!」
由良さん「へ、へえ…」
鈴さん「なんだろう、この不安しかない感じ」

と、2人のテンションをあげきれないまま会場に到着し、動画撮影をスタートします。
まずは、劇団だるめしあんのお二人による私の紹介と、お二人からのチョコのプレゼント。
鈴さんの手作りチョコは安定の可愛さと美味しさ
そう、鈴さんはお料理上手。
続く由良さんのチョコは、いわゆるロシアンルーレットチョコ。いくつかあるなかの、1つだけが激辛チョコらしい…

「これ…ワカヌさんが当たっても気が付かないのでは?」

そう、私は辛い物にわりと強い。辛さ=痛みらしいので、痛覚が鈍いのかもしれない。

3人で1つずつチョコを食べていき、なんとラスト1個まで誰も当たらず。

由良さん「じゃあ最後の1つは鈴さんとワカヌさんで」
鈴さん「ええ、由良は?」

激辛が約束されている1個を、鈴さんと半分こして食べます。
が、別に辛くない…。
詰め合わせ作業のミスで激辛チョコの仕込み忘れでは? 問題では? と一瞬思いましたが、隣で鈴さんが悶絶しだしたので、問題だったのは私の味覚だったことが発覚。

鈴さん「これ、けっこう辛いよ…」
私「うーん

いいリアクションが出来なくて申し訳ない。

さて、お二人からのチョコを受け取った後は、いよいよチョコパウの調理です。
スマホでレシピを見ながら、まずは買ってきたひき肉を炒めます。
肉屋で購入したひき肉の入っているビニール袋の口をあけ、フライパンで油を熱し、いざ。

私「ひき肉、投入

ベシャリ。
肉、投入されました。袋ごと。

なんということでしょう。
お肉屋さんの好意で、ビニール袋は二重になっていたのです…

私「ファッ

ジュワーッと音をたてるビニール袋ごと焼かれていくお肉を、慌てて救出。

由良さん「どうしました?!」

と、私の奇声を聞いた由良さん。

私「大丈夫です

たぶんね

幸い、すぐに救出したのでビニール袋が溶けることもなく。
あらためて、肉だけを取り出し、フライパンで炒めます。玉ねぎ等も炒め合わせて、このあたりまでは普通に小籠包のレシピと同じです。
ですが、今日作るのはチョコパウ。目指すのはお肉とチョコの幸福な出会いです。
お肉にピッタリのチョコソースのレシピを発見して今回のチョコを計画した私は、ここで思いつきました。

最後にチョコソースをかけるなら、最初からチョコと一緒に炒めたってよいのでは

ミルクティーに、ミルクを先にいれるか後にいれるかについては、紅茶業界で熾烈な議論と戦いがあるようですが、私は最終的にミルクティーならどちらでもよい派。
最後にかけるチョコソース、最初からかかってたっていいじゃない

というわけで、フライパンで炒めている肉にチョコとソースのレシピに使う色んなスパイスを投入

この時の私は…数年前、チョコを直火で溶かそうとして大勢からツッコミをもらったSNSでの悲劇のことを忘れていたんだ…。

チョコパウの中身が完成した時点で、劇団だるめしあんのお二人に見てもらいます。



由良さん、すごい不審物を見る顔。
この中身を餃子の皮に詰めて蒸し焼きにすれば、ヴァレンタイン2020の新チョコ、「チョコ包(チョコパウ)」が完成です。


見た目はわりと可愛いのではないでしょうか。

いよいよお二人の実食。ワカヌちゃんも食べてよね! と言われたので、私もお相伴に預かります。

いざ、チョコ包(チョコパウ)

私「ふんふん…うん、わりと」
由良さん「…」
鈴さん「…」

以下、お二方による怒涛の食レポ

「舐めてた」
「夢に出るひどさ」
「俺たちのモスクワさんが帰ってきた」
「生命力を奪われた」
「これ一個食べると食に対する期待がなくなる。」
「飲み込んでもまだここら辺にいる」
「ケバブ売ってる人を食べたみたい」
「逆に皆に振舞うべき」

…全て、私の手作りチョコの感想です…。

いや、そんなひどいかなあ? 私は食べれるよ! と思っていたのですが、試食の後からみるみる元気をなくしていく2人。
動画撮影の後は3人で韓国料理パーティーをしたのですが、チヂミやチョレギサラダを食べても、なかなか気持ちの切り替えができない様子…。

坂本鈴さん「何かで塗り替えたいのに何も食べる気にならないよ…」
河南由良さん「動けなくなるから、帰したくない男子に食べさせたらよいのでは?」

いや、食材以外何も仕込んでないですけど、チョコパウ。
ですが鈴さんから

鈴さん「いや、でもワカヌさんのヴァレンタインはこれが正解な気がする。あってないけど、あってる、正解!」

という、慰めというか総評を頂けたので、よかった、のかな…

私「喜んでもらえた?」
鈴さん「いや、嬉しくはないよ」

ちなみに、その日の夜。
丑三つ時にいきなりカッと目が覚めて、そこから眠れなくなり、やっと眠れたと思ったら夢見がひどく悪かった私…。チョコパウのせいじゃない、と思いたいです。

その後も、劇団だるめしあんの「この酷さ、私達だけが知っているのはもったいない」という言葉に後押しをされ、自宅で、劇場で、公演後の打ち上げで振舞ってきたチョコ包(チョコパウ)。

いつも逃げてる同居人にも今年は食べさせたのですが、

同居人「…これは…何かがおかしい…そうか!チョコと思って食べるからショックがでかいんだ!肉まんだと思って食べるとショックが和らぐ…!思考のプロセスを変えるのが食べるコツだ!」

いやこれチョコのつもりで作ってるんですが。

私が共作で書いた戯曲が上演された大阪へも差し入れに持っていったチョコ包ですが。

「塩味とエグミと甘みが混在してて美味しいです」
「食べれるけれど食べるものじゃない」
「口にすると混乱状態になる」
「いわく言いがたいもの」
「クトゥルフ神話のようなチョコ」
「這い寄る混沌」

等等、賛が異様に少ない賛否両論。
1人だけ、「美味しいです」と3つ食べてくれた人がいたので、彼のことは生涯推そうと思いますが、飲み込めなかった方々には申し訳なかった…。

ですがチョコ歴10年目にして初めてチョコを求められたので、確実に進化はしていると思われる私のチョコ。
来年あたりは引く手あまたになっていたい
なっているのではないか。

そんな希望をもたせてくれた、劇団だるめしあんに感謝です

劇団だるめしあんさんにお呼ばれした時の動画は以下から視聴できます。
チョコの試食の他、延期になった生前葬の話やロシアンルーレットチョコなどもしておりますので、お時間よろしければ是非。
劇団だるめしあんの公式チャンネル「だるチャンネル」、チャンネル登録どうぞよろしくお願いいたします

第4回「モスクワさんをおもてなし」【アラフォー女子話】


第5回「モスクワカヌさんの生前葬」【アラフォー女子話】


第6回「卒業式の思い出と地獄のチョコパウ試食会」【アラフォー女子話】



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2020-04-24 : ヴァレンタイン : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

モスクワカヌのハッピーヴァレンタイン2020! 配信! チョコパウ! 前編

英国の有名な詩集、マザーグースには
「女の子ってなんでできてる? お砂糖、スパイス、素敵なもの全部で出来てるよ」的な詩があるのですが、私はそこに肉もいれたい。入れて欲しい。何故肉がないんだ。
アラフォーになってもガッツリ肉推し、概念としての女子、モスクワカヌです。

新型コロナの影響で就労先が閉まり、髪の毛をピンクに染めたりしているこの頃ですが、おかげさまで元気にやっています。
思いがけず時間ができたので、先日ブログ記事の整理がてら、私のヴァレンタイン歴を振り返ったりしていました。

ところで私のヴァレンタイン歴、なんと2010年から継続していることが発覚。
2011年からわりと毎年記事にある、私のヴァレンタインの足跡。
稽古場に差し入れという名の暴力をふるってみたり、挙句の果てに稽古がなくても郵送してみたり、イベントをしてみたり、リターン拒否で出資者0名のクラウドファンディングをしてみたり…。

いやあ…こうして振り返ってみると…

私、約10年間なにしてたんでしょうね?

マジで疑問、自問自答、わりと七転八倒、と、ちょっとしたラッパーみたいになってしまうモスクワカヌのヴァレンタイン歴史。
本命もいないまま、石の上にも3年ならぬ、チョコの歴史が10年。

ですが、何ごとも継続は力なり。
これまで稽古場やらお店やらに押しかけていくばかりで、誰にも感謝されない慈善事業みたいだった私のチョコが、今年はなんと、Youtube動画への出演オファーを頂くことができました。
苦節10年目にして、初めてチョコを求められた…

そんなわけで、モスクワ・チョコ、ユーチューバーデビューの軌跡を記事にしてみたいと思います。

ちなみに、今年私に奇特なオファーをくれた方々はこちら。

劇団だるめしあんの坂本鈴さんと河南由良さん。



坂本鈴さんは、言わずと知れた劇作家女子会。リーダー。劇団だるめしあんの看板女優の河南由良さんにも、劇作家女子会。の公演では散々にお世話になっております。

劇団だるめしあんにはだるチャンネルという公式Youtubeチャンネルがあるのですが、そのチャンネルのヴァレンタイン・ゲストに私をお迎えしたいとのこと。

いやあ、嬉しいですね。

自然、今年のヴァレンタイン・チョコの構想にも力が入ります。
今回は動画の撮影をしながら、チョコを作って坂本さんと由良さんの2人にその場で試食をしてもらうということ。

過度なオリジナリティは慎みつつ、遊び心があり、チョコとしてのアイデンティティを保ちつつ、斬新な驚きに満ちたチョコ体験を…!

そんな熱い思いでチョコ関連のレシピについてネット検索かけること数時間。
肉にかけるチョコソースのレシピを発見して、私は閃きました。

今年のヴァレンタインは、劇団だるめしあんの2人にお呼ばれしてのヴァレンタイン。
お呼ばれにはお土産、贈り物がつきものです。
そして贈り物って、こう、包装紙のリボンとか包み紙とかを外して、中を開けてみる過程が楽しかったりするじゃないですか。
なんかそういうプレゼント感をだしたい!

包まれた…食べ物…肉…中身が後からでてくる…。

そうだ、小籠包だ。
小籠包の中身を、チョコソースがけのお肉にしたらイケるのでは。

小籠包はれっきとした料理だし。
お肉にかけるチョコソースにもちゃんとレシピがあるし。

間違いない、間違いないな。

思いついた瞬間、嬉しくなって商品化された暁の命名まで考えてしまいました。

その名も「チョコ包(チョコパウ)」

キュートかつキャッチーで、我ながらこれは売れると思いましたね。

というわけで、2020年のヴァレンタインは「チョコ包(チョコパウ)」、君に決めた! です。
あとは劇団だるめしあんのお2人にゲットしてもらうだけ…!

というわけで、後編は動画撮影のあれこれについて書きたいと思います。

劇団だるめしあんさんにお呼ばれした時の動画は以下から視聴できます。
チョコの試食の他、延期になった生前葬の話やロシアンルーレットチョコなどもしておりますので、お時間よろしければ是非。
劇団だるめしあんの公式チャンネル「だるチャンネル」、チャンネル登録どうぞよろしくお願いいたします

第4回「モスクワさんをおもてなし」【アラフォー女子話】


第5回「モスクワカヌさんの生前葬」【アラフォー女子話】


第6回「卒業式の思い出と地獄のチョコパウ試食会」【アラフォー女子話】
2020-04-17 : ヴァレンタイン : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

モスクワカヌのハッピーヴァレンタイン2019! 決戦の15日 完結編

~前回までのあらすじ~
今年のヴァレンタインからは、「変なチョコの人」を脱却すべく、監視員に黒川陽子をむかえてチョコ作りに挑んだモスクワカヌ。ホワイトチョコレートの湯煎中に大量のお湯がチョコに混入してしまうトラブルに見舞われ、可愛いと思ったチョコの造形を「スケキヨ」と誤解されつつも、どうにかこうにかホワイトチョコレートを完成させる。
続いて、絶対に失敗しそうにない超絶簡単レシピでチョコレートトリュフを作りにとりかかるが…
「トリュフが…まるまらない?!」
ヴァレンタイン2019、堂々完結編。

モスクワカヌ「チョコが…丸まらない…!」



そう。絶対に失敗しない超簡単レシピ。
チョコを溶かしてバターとか混ぜ込んで冷やしたらココアパウダーのなかで丸めるだけ、と一息で説明できるくらいの簡単レシピ通りにここまでつくってきたチョコレートトリュフ。
それが、ここにきてエマージェンシー発生!

チョコレートトリュフ、丸まりません。

衛生管理のためビニール手袋をつけてアルコール消毒した手で、ボウルの中から溶かしたチョコを取り出し、アルコール消毒したトレイの上にサランラップをひいて、その上にまいたココアパウダーのなかで転がして丸める、はずなのですが…。

転がらねえ。

丸まらねえ。

ていうか、チョコレート、手袋から離れねえ。


モスクワカヌ「う、うわあああああ」

右手からはがそうとすれば左手にチョコがべったり。
左手からはがそうとすれば右手にチョコがべっとり。
エンドレス、エンドレスチョコ。
私の両手のうえでチョコのサークルオブライフ完成。

ココアパウダーのなかに転がしたいのに、粉になすりつけることしかできぬ。

黒川「柔らかすぎたか…」

監視員、さすが冷静に観察しています。

モスクワカヌ「しかし、もはや引き返せない。このまま突き進む!」
黒川「それ破産する人が言うことだよ」

モスクワカヌ、チョコレートのカタストロフにむかって突き進みます。
具体的には、丸まらないチョコレートをココアパウダーの粉まみれにしてハート形のカップに詰め込みます!
自分の手で丸めることができないために、カップの形に頼ろうという作戦です。

モスクワ「ハートのカップに詰めて、できあがり」

トリュフとは。

もはや丸める努力を放棄して、カップにぎゅうぎゅうチョコを詰める作戦です。が…。

モスクワカヌ「陽子ちゃんもやってみる?」
黒川陽子「お、やってみようかな」

というわけで選手交代。監視員のはずの黒川陽子、いつのまにか助手にされています。
ビニール手袋をわたして、アルコール消毒もして、おもむろにチョコを手に取る黒川陽子。
すると…。



モスクワカヌ「ま、丸まっている…?」
黒川陽子「できたよ、トリュフ」

そう、私の手のなかではあんなにヤンチャだったチョコレート。あんなに言うこときかなかったチョコレートが、黒川陽子の手の中では大人しく、きれいに丸く、トリュフ型。まるでお手本のようです。
黒川陽子、まさかのチョコ使い。

モスクワカヌ「陽子ちゃん…チョコつくったことないって言ってたのに…」
黒川陽子「いや、本当にないから」

なんだから監視員に裏切られた気分。
見てください。この作者の違いが一目瞭然すぎるチョコ。左下が黒川陽子作です。

黒川陽子、監視員から助手、助手からシェフへ、短時間で大出世。

モスクワカヌ「もう黒川陽子ちゃんは監視員じゃないよ…今日の主役だよ…」
黒川陽子「おっと、場をのっとってしまった」

でも、せっかくトリュフをトリュフらしく作れる人がいるので、黒川陽子さんにも手伝ってもらいながら、無事にチョコレートトリュフも完成させることが出来ました。
あとはこれを、下北沢の観劇三昧さんにもっていって配布するのみです。



モスクワカヌ「陽子ちゃんはこの後どうする?」
黒川陽子「ごめん。私、明日早いからここで帰るね」
モスクワカヌ「あ、朝早いんだ?」
黒川陽子「うん、始発の電車で石巻(宮城県)まで行くんだ。脚本担当した芝居の稽古を観たくて」
モスクワカヌ「本当に早いね!そして遠いね!なんかごめんね!」

黒川陽子、自分の誕生日前日とか、義実家に行く前の日とか、稽古見学に遠出する前日に限ってモスクワカヌに呼び出される宿命をもつ女…。
監視員、お疲れ様でした! ありがとうございました!



チョコと黒川陽子。

黒川陽子と別れ、一人下北沢の観劇三昧へやってきた私。
ちなみに今回のチョコ配り、別に観劇三昧さんの後援とか提携とかではなしに、完全に私の勝手です。
勝手に店内でチョコを配ることにしています。

許可を頂いた観劇三昧の皆様、「ヴァレンタインということで観劇三昧さんでチョコ配ってもいいですか?」という問合せに真面目に対応してOKだしてくれた黒澤世利様、大感謝です。

チョコと、そして物販なども用意して、チョコレートが欲しい!という方々を待ちます。

これ…こんなことして誰も来なかったら寂しいし、恥ずかしいよな…という気持ちがまったくないわけじゃありません。
ですが私、2017年に、伝説の支援者0人クラウドファウンティングを達成してるんで。
1か月も募集したのに、マジで誰にも支援してもらえなかった伝説のヴァレンタイン。
もう何も怖くない、というか、誰もこなかったら来なかったでそれすらネタにしてやるぜ、どんとこい!という気持ち。

ですが今年はありがたいことに、いました。
私のチョコを求めてわざわざ店に来て下さる方が何人か…!神か。




さらに観劇三昧のスタッフの方の宣伝により、当日お店に来た方数名にもプレゼント出来たチョコ。
アクシデントではなくサプライズになっていたら幸いです…。

最後に、観劇三昧のスタッフの皆様にもチョコを配ってまいりました。



後日、「今年のチョコは、味は美味しかった」という証言を多数頂いて、私はご満悦です。「味は」ってところがやや引っかかりますが…やはり成形能力か…。

味と見た目の両立はまだまだ課題です。
ですが私、今年はわりと勝てたのではないでしょうか。

「変なチョコの人」だった、過去の私自身に…!

ちなみに来年は坂本鈴さんが参戦してくれるという噂なので、ヴァレンタインチョコ対決が実現するかもしれません。

そうなったら勿論、勝ちにいきます!

最後に。
今年のチョコを受け取ってくれた皆様。
ご協力頂いた皆様。
本当にありがとうございました!





2019-02-26 : ヴァレンタイン : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

モスクワカヌのハッピーヴァレンタイン2019! 決戦の15日 その2

~前回までのあらすじ~
今年のヴァレンタインからは、「変なチョコの人」を脱却すべく、監視員に黒川陽子をむかえてチョコ作りに挑んだモスクワカヌ。
チョコ作り10年目にして初めて分量を量るというスキルを取得したものの、ホワイトチョコレートの湯煎中に、大量のお湯がチョコに混入されてしまう。そこでモスクワカヌのだした結論は…
「よし、チョコをたそう!」
分量をはかったという輝かしい過去を一瞬で捨て去り、正しい分量という目安のない、カオスな未来へと進むチョコ作りの行方は…。

モスクワカヌ「よし!チョコをたそう」
黒川陽子「おっと、分量をはかった意味が」

監視員の鋭いツッコミをものともせず、ホワイトチョコレートを追加投入する私。
追加分のチョコレートを、さらに湯煎で溶かす…溶か…

不慮の事故でお湯もさらに追加投入。

くっ…チョコを直火にかける自分から卒業して、何の心配もないと思ったのに…湯煎には湯煎の罠があった…チョコを溶かすためのお湯がめちゃくちゃチョコに入ってくるじゃん…。

チョコレートの追加決定むなしく、ボロボロに、ボロボロに分離するホワイトチョコレート…。

私「これ、どう思う?」
黒川陽子「うーん、分離してるね!」

「大丈夫だよ」と言ってもらいたくて監視員にふりましたが、さすがに判定が厳しいです、いえ、フェアです。

だけど大丈夫。
ホワイトチョコレートのチョコには、実はもともと「ツナギ」をいれるつもりでした。

そう、今年の私は去年までの私とは違います。

絶対にうまくいく鉄板チョコとして、チョコレートトリュフ。
少し冒険するためのチャレンジチョコとして、ホワイトチョコレートのアート。

ちゃんと保険をかけているのです。
そしてホワイトチョコレートのほうは、よりヘルシーに、よりホワイトに、ということで、用意したツナギはこちら。


ババン!

黒川陽子「おトーフ?」
モスクワカヌ「安心して、これもちゃんとレシピがあるやつだから」

そう。チョコレートに絹豆腐を混ぜ込むことで、口当たりもよくヘルシーになる。
そう書いてありました。なにかに。

絹豆腐をしっかり水切りし、お湯とチョコが分離しまくっているボウルの中に投入!

お願い絹豆腐…ホワイトチョコレートとお湯との間の懸け橋になってくれ…!
気分はさながら、二つの勢力が対立し混沌とする世界を案じて、世界を平和へ導く使者をおくる創造神です。
創造神、めっちゃ世界(豆腐とお湯とチョコが投入されたボウル)ヘラでかきまわしてますが…。

モスクワカヌ「よし、あとは冷蔵庫さんにまかして、足作りにとりかかります」
黒川陽子「足作りとは」

そう。このホワイトチョコレートのチャレンジチョコ、私にはあるヴィジョンがありました。
それはチョコレートをいれる可愛いカップをスカートに見立て、そこにホワイトチョコレートを注ぎ、クッキーでつくった足をさすことでスカートをはいた女の子に見えるのではないか、というヴィジョン。
思いついた時に可愛いなと思ったんですよ、女の子チョコ。カップをスカートに見立てるとか、お洒落じゃない?って。
ですが、ツイッターでチラッとその構想を明かした時のギャラリーの反応は…。

「スケキヨ?」


私の理想。



皆の予想。



…いやいやいや。なんでヴァレンタインにチョコでスケキヨつくるん。
私、そこまで猟奇趣味じゃないです、普通に可愛いもの好きです。

皆の予想、絶対に裏切る。

そんな強い決意を胸に、まずはクッキーにチョコペンで、靴下と靴を書いていきます。

モスクワカヌ「えーと、足のセットは4人分でいいかな」
黒川陽子「よにん…?」
モスクワカヌ「陽子ちゃん? どうしたの?」
黒川陽子「それってもしかして…劇作家女子会。…?」
モスクワカヌ「…安心して、違うから」

だからそんな「劇作家女子会。の4人をスケキヨに…?」みたいな目で見て距離をとるのやめて。
しないから。別に予告でも願望でもないから。あとスケキヨでもないから。



チョコペンで白い靴下と、ピンク色の靴をクッキーの足にはかせていきます。
ですがここでまたもや想定外の事態が。

チョコペン、思ったよりすごい難しい…。
すぐ固まってでなくなるし、なんか線みたいな細いのでてきて、「面」を描くことができない。
その結果。



モスクワカヌ「…」
黒川陽子「あ、でも靴下と靴をはかせるといい感じに見えてきたよ?」

慰めてくれる、なんだかんだ甘い監視員。

この足を、靴の色とあわせたピンクのカップにホワイトチョコレートを注ぎ、そこに刺して出来上がりです。
アラザンやチョコスプレーを散らして、可愛く仕上げます。



可愛くありません?

こうして無事に(?)完成したアートチョコを冷凍庫で冷やす間に、鉄板チョコレートトリュフ作りにはいります。
ちなみにダークチョコレートのほうがお湯もはいらず、無事に湯煎してバターやら何やら混ぜるとこまでできているので、あとはこれを丸めるだけ。楽勝だぜ~と思っていた私は、またまた自分の甘さを思い知らされることになりました。

モスクワカヌ「…チョコが、転がらないし、丸まらない、だと…?」

モスクワカヌのハッピーヴァレンタイン2019も佳境。
次回、完結編です。







2019-02-25 : ヴァレンタイン : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

モスクワカヌのハッピーヴァレンタイン 2019! 決戦の15日 その1

2019年のヴァレンタイン、決戦は15日。
その前日の夜から、オノマリコさんをまきこんでの仕込みはバッチリです。

オノマリコ「クッキー型の生地は作っておいたから、型抜いて焼くのはワカヌちゃんにお願いしたいな」
モスクワカヌ「了解!型ぬいたらレンジでチンすればいいんだよね?」
オノマリコ「違うよ?」

レンジとオーブンの違いについてこんこんと説明され、オノマリコさん総指揮のもと、オノマリコさんと型を抜いて、オノマリコさんの作った生地を焼いて、気づけば深夜、というか明け方4時。

うん、オノマリコさん、頑張った!!!


そしてチョコ作りの本番、15日当日は、黒川陽子さんを監視員にむかえてのヴァレンタインチョコ作り。

黒川陽子「監視員とは…?」

といぶかしみつつ我が家まで来てくれた黒川陽子。おりしも雪までちらついて、思いがけずホワイト・ヴァレンタイン。

私、頭巾にエプロンまでつけて、準備万端です。



モスクワカヌ「今日のテーマは無難にスタンダードなので、レシピ通りにチョコレートトリュフを作ります」
黒川陽子「この怪しげなクッキーは?」
モスクワ「それはトリュフを作れたら作るやつ、いいこと思いついちゃって」
黒川「ダメだよいいこと思いついちゃ!」

監視員、ツッコミが鋭いです。

モスクワカヌ「では、材料をはかるところからスタートします!」
黒川陽子「いいね!」
モスクワカヌ「いやあ、チョコ作る時に量りをつかうのとか初めてかも!」
黒川陽子「おっと、ひどいね」

製菓用のチョコを割り、きちんとレシピ通りにグラム数をはかります。

モスクワカヌ「レシピにはチョコを細かく砕いて溶かすってあるけれど、どうせ溶かすなら細かくなくていいと思うのでそのままいきますね。」
黒川陽子「う、うん…?」
モスクワカヌ「あとレシピに弱火であたためるってあるけど、.これ、湯煎するってことだと思う?」
黒川陽子「わかんない」
モスクワ「陽子ちゃんチョコ作った経験は?」
黒川「ない」
モスクワ「よし湯煎しよう。チョコを直火にかけていた過去の私からの卒業のしるしとして!」





チョコを作ったことのないチョコ作り監視員、黒川陽子。

黒川陽子「私、履歴書だした時点でクビになりそうだよ」

と言いつつ、私の湯煎を見守ってくれています。
そう、チョコを直火にかけて溶かそうとして、それをツイッターに「チョコ作り頑張ってます!」的に投稿しプチ炎上してた私はもういないのです。

ヴァレンタインにチョコを作りつづけて数年間、モスクワカヌは、「湯煎」を、覚えた!

…はずでした。
悲劇は、ビターチョコレートの湯煎のあとで、ホワイトチョコを湯煎した時に起こりました。

モスクワカヌ「つづいてホワイトチョコを湯煎しまーっっった!」
黒川陽子「どうした?」
モスクワ「ボウルが小さすぎて、湯煎のお湯が混じってしまった」



そう。鍋の中にチョコをいれたボウルを入れて湯煎していたのですが、ボウルが小さすぎて、チョコをかき回す時に傾くとお湯が入ってきてしまうのです。
ホワイトチョコ、頼んでないのにつゆだく状態。

黒川「どうする?」

どうしよう。

モスクワ「..よし、チョコを足そう!

ということで、レシピの分量をはかった意味がいきなりなくなるチョコ作りは、まだ冒頭。

チョコレートトリュフと、「いいこと思いついちゃったチョコ」作りは、まだまだ始まったばかりです。

続く!
2019-02-15 : ヴァレンタイン : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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プロフィール

ものを書く縮小 劇作家のモスクワカヌです。
短編・音楽劇・ラジオドラマ・Webコラム等を書いております。 ペンネームの由来は、以前住んでいた某首都+本名。
演劇ユニット「遊戯ヱペチカトランデ」の主宰もしてますが。団体は現在お休み中です。
HP:「遊戯ヱペチカトランデ」
BLOG:「дача берёза ダーチャ・ベリョースカ」
劇団劇作家所属。劇作家女子会。メンバー
お問い合わせはyugi.mw☆gmail.com(☆を@に変えてください)にお願いします。

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遊戯ヱペチカトランデ
第弍回公演

MGトリコロール縮小
Musical
Mademoiselle Guillotine
~マドモアゼル・ギロティーヌ~

strong>2013/9/5(木)~9/9(月)@日暮里d-倉庫
詳細はこちらから。

過去の公演

公演は無事終了しました。ご来場ありがとうございました。

☆作家/演出として参加。

劇作家女子会×時間堂presents
劇作家女子会!
期間:2013年6月13日(木)~16日(日)
※演劇公演です。
会場:王子小劇場
女子会縮小版 劇作家女子会!HP
劇作家女子会!BLOG
遊戯ヱペチカトランデ公演
「The Giris next Door」
~おんなの子、
藪をつつけば、蛇がでる。~


2011年12/8(木)~12/12(月)
公演の詳細はこちらから。

趣向ワカヌ公演
縲発表表縮小版

「発表~いま、ここ。~」
まだ、ゆれてる。

作/演出
オノマリコ モスクワカヌ
演目/出演
リーディング『いま、ここ』
公演の詳細はこちらから。

蜻蛉玉チラシ完成縮小
「蜻蛉玉遊戯」
2010年9/1(水)~9/5(日)
公演情報はこちらから。

☆演出助手として参加。

2013年3月23日~27日
@座・高円寺
世の中と演劇するオフィスプロジェクトM
「ハルメリ2013」
台本:黒川 陽子
演出:丸尾 聡

2011年8月27日~28日
@スペース・ゼロ
非戦を選ぶ演劇人の会
「核・ヒバク・人間」
構成台本:非戦を選ぶ演劇人の会
演出:鵜山 仁

2011年3月9日~15日
@中野テアトルBONBON
オフィスプロジェクトM
「死刑執行人~山田浅右衛門とサンソン~」
作演出:丸尾 聡

2010年12月
北京蝶々「あなたの部品 リライト」
作:大塩 哲史
演出:黒澤 世莉(時間堂)
詳細はこちらから。

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