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鈴さんのこと。

先日(と言ってもだいぶ前)お誕生日を迎えた、劇団だるめしあん主宰で、劇作家女子会!ではリーダーも努める坂本鈴さん。

「お誕生日プレゼント、何がいいですか

と聞いたところ、

「私のことをものすごく素敵にブログに書いてほしい

というリクエストを頂きました。

私の酷い経済状況を把握して、モノより思い出的なプレゼントのリクエストをだしてくれた鈴さん。
これだけで彼女の人柄を推して知ることが出来るでしょう

というわけで、今回のブログでは、坂本鈴さんへのバースデープレゼントとして、彼女をノンフィクションで褒め讃えたいと思います

実は、私と鈴さんの出会いは古く、約8年前。
まだ大学生だった私が、受付のお手伝いで入っていた劇場でのことでした。

単発でのお手伝いだったのですが、その現場にたまたま鈴さんがいらっしゃったのです。

鈴さんはその時すでに劇団活動をされていて、まだ演劇に関わることはお手伝いくらいしかしていなかった私が、何かの流れでもっと芝居の勉強をしたいとお話したところ、「戯曲セミナー」なるものを彼女から紹介されました。

戯曲セミナーを受講したことで知り合えた方や、出来た人間関係がモスクワカヌの原点なので、言ってみれば今の私があるのは鈴さんと出会ったおかげ

鈴さん「なんか後輩って感じだったのに、すっかり友達になっちゃったね」

私も、単発の受付手伝いで出会った人と、数年後にこんなに仲良くなれるとは思っていませんでした

鈴さんはミニマムながらナイスバディと、一部の特殊嗜好層に大変好まれそうな属性を持ってらっしゃいますが、実際のところ、相手方のジャンルを問わず、とってもよくおモテになります。

そして、そんな萌えキャラ的な外見とは裏腹に、中身はごくごく、懐の深く、肝っ玉の座った姐さんです

すごく人懐っこく、それに人たらしな女子でもあるので、彼女の属性である天性の明るさや開放感は、人見知りで、初対面の方を前にすると「私は貝になりたい」となってしまう私には、とっても眩しいです。

その一方で、劇作家大会で車にはねられたり・・・・。大阪行きの朝に猫を見失ったり・・・・・。
何かしら「もってる」鈴さん。

数々のトラブルに見舞われつつ、それが深刻なエマージェンシーにならずネタになっているあたり、劇作家的には非常に美味しい体質だと思います。(個人的には大変そうですが)

そんな鈴さんは、ご自身が主宰する劇団だるめしあんでは、「エロでポップなファンタジー」を合言葉に、作演出で活動してます。

キャッチだけ見ると非常にライトな印象を受けるのですが、鈴さんが表現しようとしているものは、いつも骨太。

「これって嘘じゃない?」「これって差別じゃない?」という彼女の視点に、私なんかは気づかされることがとても多いです。

私がこれまで見てきた舞台では、たとえば、誰から見ても幸せなことと、自分が幸せでいることの、深くて暗い溝の話。

複数の異性と交遊している男性はそれを武勇伝に出来るのに、なぜ同じことをした女性は「ビッチ」として迫害していい「空気」があるのか。

日本でセックスが語られる時、なぜ正確な性知識ではなく、セックスを商品として売るために作りあげられている幻想(往々にして、女性の現実の身体が心が無視されている)が優先されがちなのか。

取り巻く環境の中ではあまりに当たり前すぎて、「なんかちょっとおかしくない?」と思うキッカケもつかめないようなササクレを、鈴さんは丁寧に剥いて、その痛みや疑問を発信しようとしています。

そして、私が1番いいなと思うのは、鈴さんの眼差しにはいつも、自分や世界にある間違いや差別と戦えない人への優しさがあること。

本当は向き合うべきで、向き合ったほうが格好よくて正しいことで、だけどそこから逃げて生きてしまう人間を責めようとしないところです。

鈴さんの表現や在り方からは、いつも

「人間同士、もっとフェアにやっていこうよ

というブレないメッセージを感じます。

そんな彼女の劇団だるめしあん、4月に王子小劇場で公演があるとのこと。

ただいま鈴さんは執筆なうなわけですが、今回かなり高い山を目指して、鋭意登山中のようです。

彼女の眼差しが見るものが、舞台芸術としてどこまで表現されるのかは未知数ですが、

皆様ぜひぜひ、
4月
劇団だるめしあん
を、観劇予定にいれてくださいませ。

公演情報はこちらから

ご予約はこちらから

劇団だるめしあんイントロ公演

劇団だるめしあん
『あの子の飴玉』 作・演出 坂本鈴

劇団きらら
『ぼくの、おばさん』 作・演出 池田美樹

日程
2015年4月15日(水)~19日(日) 
@王子小劇場
15日(水)19時30分
16日(木)19時30分
17日(金)14時30分17時19時30分
18日(土)12時14時30分☆17時19時30分
19日(日)12時14時30分17時
劇団だるめしあん
劇団きらら

会場
王子小劇場
東京都北区王子1-14-4 地下1F
TEL・FAX / 03-3911-8259

チケット
前売2800円(要予約)/当日3000円/
だるきらチケット4000円(両公演セットチケット・要予約)
高校生以下1000円/リピーター割1500円

出演
河南由良(劇団だるめしあん)/池田久美(しみみず)/加藤ひろたか/源/清水泰子/直江里美(時間堂)/中谷弥生/中野あき(中野笑店)/中村健/朴贊革(ネコ脱出)/バブルムラマツ(劇団鋼鉄村松)/星野良明(留級座)/村山新(しみみず)

劇団きらら
『ぼくの、おばさん』 
詳細は劇団きららホームページから。



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2015-03-06 : 日々 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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プロフィール

ものを書く縮小 劇作家のモスクワカヌです。
短編・音楽劇・ラジオドラマ・Webコラム等を書いております。 ペンネームの由来は、以前住んでいた某首都+本名。
演劇ユニット「遊戯ヱペチカトランデ」の主宰もしてますが。団体は現在お休み中です。
HP:「遊戯ヱペチカトランデ」
BLOG:「дача берёза ダーチャ・ベリョースカ」
劇団劇作家所属。劇作家女子会。メンバー
お問い合わせはyugi.mw☆gmail.com(☆を@に変えてください)にお願いします。

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前回の公演

遊戯ヱペチカトランデ
第弍回公演

MGトリコロール縮小
Musical
Mademoiselle Guillotine
~マドモアゼル・ギロティーヌ~

strong>2013/9/5(木)~9/9(月)@日暮里d-倉庫
詳細はこちらから。

過去の公演

公演は無事終了しました。ご来場ありがとうございました。

☆作家/演出として参加。

劇作家女子会×時間堂presents
劇作家女子会!
期間:2013年6月13日(木)~16日(日)
※演劇公演です。
会場:王子小劇場
女子会縮小版 劇作家女子会!HP
劇作家女子会!BLOG
遊戯ヱペチカトランデ公演
「The Giris next Door」
~おんなの子、
藪をつつけば、蛇がでる。~


2011年12/8(木)~12/12(月)
公演の詳細はこちらから。

趣向ワカヌ公演
縲発表表縮小版

「発表~いま、ここ。~」
まだ、ゆれてる。

作/演出
オノマリコ モスクワカヌ
演目/出演
リーディング『いま、ここ』
公演の詳細はこちらから。

蜻蛉玉チラシ完成縮小
「蜻蛉玉遊戯」
2010年9/1(水)~9/5(日)
公演情報はこちらから。

☆演出助手として参加。

2013年3月23日~27日
@座・高円寺
世の中と演劇するオフィスプロジェクトM
「ハルメリ2013」
台本:黒川 陽子
演出:丸尾 聡

2011年8月27日~28日
@スペース・ゼロ
非戦を選ぶ演劇人の会
「核・ヒバク・人間」
構成台本:非戦を選ぶ演劇人の会
演出:鵜山 仁

2011年3月9日~15日
@中野テアトルBONBON
オフィスプロジェクトM
「死刑執行人~山田浅右衛門とサンソン~」
作演出:丸尾 聡

2010年12月
北京蝶々「あなたの部品 リライト」
作:大塩 哲史
演出:黒澤 世莉(時間堂)
詳細はこちらから。

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